X、LOUDNESS、Cloud Nineなど、数々のバンドで活躍した稀代のベーシスト TAIJI -沢田泰司-。
4回目の命日となる2015年7月17日
彼の婚約者だった赤塚友美氏の著書『TAIJI-沢田泰司-』が発売日を迎えた。
巷間、サイパンの拘置所内での「首つり自殺」と伝えられているTAIJIの死の真相が、実はまったく別の所にあることは、ほとんど知られていない。
不可解にも「首つり」痕のまったくなかった本人の遺体。
その矛盾点について説明できない現地の病院。
赤の他人の連絡先が記載された死亡事故報告書。
拘置所内での自殺について「ありえない」と語った現地の捜査担当者――。
なぜ、TAIJIの死を巡る状況はこれほどまでに謎めいているのか。
著者はこれらの謎と4年にわたり向き合い、サイパンにも足を運びつつ調査を続け、TAIJIの死の背後に横たわる「行政と法の闇」を浮かび上がらせている。
本書にはまた、TAIJIが18年ぶりにXJAPANと共演(2010年)した際のエピソードなどもまとめられており、彼の音楽界における足跡も改めて振り返ることができる。
(BARKSより引用)
2011年7月17日に逝去した彼への賛辞は衰えることはない。
今回、その TAIJIのベースシトとしての足跡、生き様、そして死について、TAIJIの婚約者であった赤塚友美氏が著者となり、命日に書籍を刊行する。
TAIJIに寄り添い、その素の姿を知る友美さんが、TAIJIの意外な素顔、病との戦いとなった日々の暮らしぶりなど、TAIJIの知られざる真実に迫っている。
また、TAIJIの音楽界での足跡もまとめられ、私生活と同様、何度も挫折を繰り返しながらも、絶対に音楽をあきらめない彼の姿が描かれている。
最期までベーシスト、そしてミュージシャンであり続けた TAIJI。
これはTAIJIがひとりの人間として生きた証しである。
私的エピソードやプライベートフォトも掲載されるこの書籍を通じて、偉大なベーシスト・TAIJIの足跡を再度確認し、TAIJIに想いを馳せて欲しい。
「TAIJI -沢田泰司-」
発 売: 2015/7/17
著者名: 赤塚友美
発行: 宝島社
宝島CHANNEL
「命日が発売日となります。暖かい作品になる事を願って作成しています。」
「第1章の中で、不審死の真相究明についてまとめました。
当局、病院、FBI…情報開示の結果に基づき問題提起しています。
心から悼む為に…事実を知ってほしい、
そしてどうしていけるのかを共に考えてほしいと思っています。」
(著者twitterより)@Tomomi_Red